フラッドライティングとは?
ひとことで言うと
フラッドライティング — トラウマや診断、元恋人の顛末といった重い過去を、それを受け止められるだけの信頼がまだ育っていない段階で一気に打ち明けてしまうこと。
なぜそうしてしまうのか
名前は照明から来ています。全部いっぺんに点けて、影をひとつも残さない。研究者のブレネー・ブラウンは、サーチライトのようになった弱さを指してこの言葉を使いました。いちばん重い話を、近づくためではなく、相手がそれをどう扱うか見るために差し出す。マッチングアプリでは、たいてい悪意ではありません。早く分かってほしいという気持ちと、疲れです。どうせこれで終わるなら、四か月後より今夜のほうがいい、と。
これは率直さとは別ものです。率直さは相手の歩調に合わせ、返事をする余白を残します。フラッドライティングは一度に届き、その余白を残しません。ラブボミングとも違います。強さは似ていても、ラブボミングはあなたに向かっています。褒め言葉、速さ、これからの計画。フラッドライティングは相手自身の話で、あなたは観客です。
こちら側から見るとどうなるか
- いちばん重い部分が、最初の一、二時間のうちに、聞いてもいないのに細部まで出てくる。
- モノローグとして進む。こちらのための間がなく、こちら側について何も尋ねられない。
- 役を割り当てられた感じがする。カウンセラー、証人、あるいは「残るはずの人」。
- 期待されたより弱い温度で返すと、温かさが急に引く。
どうすればいいか
同じ重さの告白を返す義理はありませんし、黙って消える必要もありません。温かく正直に伝えれば十分です。話してくれてありがとう、それは大変だったね、ゆっくり知っていきたい。そのうえで、人ではなくテンポのほうを変えます。 一緒に速度を落とせる相手なら、たぶん大丈夫です。慎重な返事を拒絶と受け取られたなら、それもまた役に立つ情報です。
自分がやってしまう側なら、見出しだけ言って止めてみてください。しんどい数年があった、家族が少し複雑だ。そこから先は相手に尋ねさせる。分かってもらうには、話すよりも時間がかかります。親しさは話の中にはなく、話が交互に出てくるあいだに積まれていきます。早く見てほしいと願うことは欠点ではありません。痛いのは時期だけです。
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相手の気持ちを推し量るのに疲れたら
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