FOMOとは?
ひとことで言うと
FOMO — もっといい人があと一回スクロールした先にいる気がして落ち着かない感覚。fear of missing out(取り残される不安)の略で、いま話している相手に半分しか向き合えなくなる原因です。
終わらない行列がこの感覚をつくる
マッチングアプリは、店が在庫を並べるように人を並べます。底が見えない供給です。頭はそれを「豊富さ」として受け取り、豊富さは目の前にあるものの価値を下げます。次のプロフィールが必ずあるなら、いま話している相手は選択ではなく仮置きになります。今のところ悪くない、まだ現れていないもっといい誰かが来るまでは、という位置づけです。
比較そのものも不公平です。片方には、返信が遅く、冗談がすべった生身の人がいる。もう片方には、知らない誰かの厳選された十二枚の写真がある。この天秤に耐えられる人はいません。つまりこの感覚は、目の前の相手についての情報ではなく、その後ろに並ぶ行列の副作用です。
こんなときは起きています
- デート中にアプリを開いてしまう。 あるいは帰り道の電車の中で。
- 会話は三つ、どれも本物ではない。 一人と深くではなく、何人かと浅く付き合っている。
- 予定がいつも仮のまま。 もっといい話が来るかもしれないと、土曜日を空けておく。
- 小さなことで終わりにする。 四時間後の返信が証拠に見えてしまう。ほかに四十人いるからです。
できること
選択をもっと小さく、もっと具体的にしてください。一人か二人を選び、二週間だけきちんと向き合ってみる。怖くならない程度に短く、何かがわかる程度には長い期間です。会うのは早めに。実際に過ごした一時間は、想像の中の「もっといい人」にたいてい勝ちます。会話の途中で行列に戻りたくなったら、それは通り過ぎる気分であって、下した結論ではありません。
この感覚がこれまで何を言い当てたかを見てみると、何も言い当てていません。終わらない行列は先月も先々月もそこにあり、約束していた「もっといい人」を一度も渡してくれませんでした。「この人が今いちばん良い相手か」ではなく、答えの出る問いに変えましょう。その人といるときの自分を、あなたは好きですか。
関連する用語
相手の気持ちを推し量るのに疲れたら
Quloでは2〜4問の質問を用意し、全問正解した相手とマッチします。スワイプなし、無料で使えます。